WEB Engineer Architect Tips

WEBサービス開発における、技術やアーキテクチャ、ツールにテクニックなど……困ったときに思わずちょい見したくなるようなTips集です。

SublimeText3 導入 with homebrew / Git Part.3

前回に続きましてGit関連の環境整備、今回はGitHub編です。

GitHubはGitとは違ってコマンドラインではなく、GUIで動くソフトウェアのようです。
http://kuroigamen.com/48にも

黒い画面なしでいけます。

というTwitterの呟きの紹介があります。
#個人的には黒い画面を使う修練を積みたいので微妙ですが。

さて、インストールを進めていきましょう。
さきほどの解説ページを参考にしながら、How people build software · GitHubのページにアクセスをし、
Mac用のファイルのダウンロードのページに行きます。

上記のようなページに飛ぶので、そのままDownload GitHub for Macをクリックしてダウンロードします。
ZIPファイルなので解凍をおこない、あらわれたappファイルを実行すると……

親切にアプリケーションフォルダに移動しますか?って聞かれるので、移動して貰います。
#オクトネコ?っていうんですか?すごくかわいいですね。

さて、Setupウィザードが始まるので、順番に入力していきます。
まずはGitHubのアカウントの設定ですね。アカウントの登録がまだの人は、Webサイト上から登録しておきましょう。



設定ができました。

次に、Configure Git画面です。
上のエリアは、Git上に共有した各種ファイルを誰が作ったかを判別する識別名?のようなもののようです。とりあえずそのままにしておきます。
下のCommand Lineの部分は、コマンドラインでのGitツールをインストールするか?聞かれているようです。
今回はHomebrewを使って事前にインストールをしているので、Installは実行せずにContinueしましょう。

最後に、既に存在しているリポジトリを共有するか?を選択します。

今回は特にそのようなものもなく、ゴミデータなので、SkipしてDoneを選択します。

すると、以下の様な画面が表示されて、セットアップは完了となります。

これで、自分の作ったプログラムを世の中に出していくことができる環境が整いました!

手始めに、以前作成した.zshrcファイルをアップロードしてみましょう。
まず、先ほど画面の下部の「+」をクリックして、「Create New Repository…」を選択しましょう。
新しいリポジトリを作る画面になりますので、「dotfiles」というリポジトリにします。
#余談ですが、WEB系Programmer界隈では、最近どんな場所や端末でも普段の環境と同じように作業ができるように、
#各種設定ファイル:通称ドットファイルズをGitHub上に格納しておく、ということが流行っているようです。
#本記事でも、その流行に乗って執筆をおこなっています。



無事作成されました。何も入ってない、まっさらな状態ですね。
ここに、以前作成した.zshrcを入れていきます。
前回作成したファイルを、設定したローカルリポジトリ内にコピーします。

コピーしました。すると、GitHubの方の画面に変化が現れます。
「Changes」タブに色が付き、開いてみるとコピーした内容が反映されていることが分かります。

 Summaryに、今回の更新内容の要約
 Descriptionに、今回の更新内容の詳細
を入力して、Commitを押してみましょう。
すると、Unsynced Commitsに今回のCommitが表示されることが分かります。

つまり、自分のMacの中の管理上Commitされているけれど、Web上(GitHub)にはCommitされていない状態です。

それでは、GitHub上にPublishしてみましょう。(アップロードのことをGitの世界ではPublishと言うようです。)
サイドバーから「Branches」を選択してください。
今回反映させた変更が表示されているかと思います。ここで、該当の更新(branch)を選択してPublishを押します。


オクトネコのインジゲータが表示されて待つこと数秒……

無事、Publishされました!

それでは、GitHubのサイト上から本当に登録されているか確認してみましょう。

されています!これで、GitHub上への登録をできるようになりましたね。


ざっくりとした”GitHubことはじめ”は以上となります。
本記事以上の詳細なGitHubの使い方についてはまた別の機会に書いてみようと思います。
#☆初心者のためのGitHub講座☆ | Doorkeeperの様なコミュニティ・イベントに参加して、
#手に入れた情報なども、今後はFeedBackしていきたいと野望をいだいております。笑

次回はいよいよSublimeText3のインストールを進めて行きます。

SublimeText3 導入 with Homebrew / Git Part.0

昨年はコンソールの話ばかりでしたら、少し趣を変えましてエディタのお話です。
今までSublime Text2を愛用していたのですが、いつの間にか終了しておりました。
起動するとexpireなどと表示され……常時インターネットに繋がっている世の中も考え物ですね。笑

というわけで、今回から暫くはSublimeText3のインストールを進めようと思います。
さっくりWebサイトを巡回した感じ、大まかに以下の様な順番で作業をおこなっていく必要がありそうです。
 ・Homebrewのインストール ※Homebrewは既にインストール済みのため、割愛します。
 ・Gitのインストール ※Gitも既にインストール済みのため、割愛します。
 ・SublimeText3のインストール
 ・UI最適化
  ・アイコン置き換え
  ・テーマの設定
  ・フォント修正

※上記項目を一連の投稿についての目次として使いたいところです。完成したらリンクを追加します。

SublimeText3 導入 with Homebrew / Git Part.2

前回の記事では、Homebrewの最新化を実施しました。
その際に
 ・.zshrcファイル
を作成したこともあり、今回は
 ・Gitの最新化/最適化
 ・GitHubの導入 ※登録は事前に実施していたため、それを使い物になるようにする。
をおこなっていこうと思います。

まずはGitの状況の確認を、
を参考にしながらbrew info getコマンドを使って確認していきます。

Curiosity% brew info git
git: stable 1.9.3 (bottled), devel 2.0.0.rc3, HEAD
http://git-scm.com
/usr/local/Cellar/git/1.8.0.2 (1252 files, 24M)
/usr/local/Cellar/git/1.9.3 (1325 files, 32M) *
Poured from bottle
From: https://github.com/Homebrew/homebrew/commits/master/Library/Formula/git.rb
==> Dependencies
Optional: pcre ✔, gettext
==> Options

Compile with the block-optimized SHA1 implementation

Use Homebrew's version of cURL library

    • with-brewed-openssl

Build with Homebrew OpenSSL instead of the system version

Build with gettext support

    • with-pcre

Build with pcre support

Build git-remote-persistent-https from "contrib" directory

    • without-completions

Disable bash/zsh completions from "contrib" directory

    • devel

install development version 2.0.0.rc3

    • HEAD

install HEAD version
==> Caveats
The OS X keychain credential helper has been installed to:
/usr/local/bin/git-credential-osxkeychain

The 'contrib' directory has been installed to:
/usr/local/share/git-core/contrib

Bash completion has been installed to:
/usr/local/etc/bash_completion.d

zsh completion has been installed to:
/usr/local/share/zsh/site-functions

気になるポイントは1.8.0.2 と1.9.3の2つのVersionがインストールされていること。
これってもしかして、ある特定のパッケージから実行するときに古い方動いちゃったりするのでは……
と思ってもろもろ調べてみましたが、大丈夫なようでした。

node.jsの話ではあるのですが、Homebrewでインストールしたパッケージの旧バージョンを削除する方法 - cybaronの日記曰く、
Versionが上がっていけばどんどんと古いVerisonがどんどん溜まっていく仕様でした。
そして、今回の件で言えば前記事にてbrew upgrade / brew updateをおこなっているので、
そのタイミングでVersionUpをしてくれたのかもしれないと思い、Finderで作成日付を確認。

すると、やはり前記事で実行したタイミングの日時でフォルダが作成されていました。
よって、Gitの最新化/最適化については出来ていたようです。

今回はここまで。
GitHubについては、次回の記事にて導入をおこなっていきます。

SublimeText3 導入 with Homebrew / Git Part.1

そもそもHomebrewって何だっけ?という浦島太郎状態でしたので、もろもろ環境の最新化からおこなっていきます。

まず、Homebrewを最新化しようとbrew updateコマンドを実行したところ、Warningが発生しました。

Curiosity% brew update
Checking out files: 100% (3209/3209), done.
warning: inexact rename detection was skipped due to too many files.
warning: you may want to set your diff.renameLimit variable to at least 957 and retry the command.
Error: undefined method `to_sym' for nil:NilClass
Please report this bug:
https://github.com/mxcl/homebrew/wiki/troubleshooting
/usr/local/Library/Homebrew/cmd/update.rb:99:in `report'
/usr/local/Library/Homebrew/cmd/update.rb:97:in `each_line'
/usr/local/Library/Homebrew/cmd/update.rb:97:in `report'
/usr/local/Library/Homebrew/cmd/update.rb:18:in `update'
/usr/local/bin/brew:94:in `send'
/usr/local/bin/brew:94

brew update で to_sym エラーが出た時の対処方法 - Qiitahomebrewアップデート/アンインストール - CROSS HOPEを参考にしながら
brew doctorにて原因の調査を行ったところ、Warningがいくつか起きています。

Warning: A newer Command Line Tools release is available.
The standalone package can be obtained from
https://developer.apple.com/downloads
or it can be installed via Xcode's preferences.

Warning: /usr/bin occurs before /usr/local/bin
This means that system-provided programs will be used instead of those
provided by Homebrew. The following tools exist at both paths:

c_rehash
git
git-cvsserver
git-receive-pack
git-shell
git-upload-archive
git-upload-pack
gitk
openssl

Consider setting your PATH so that /usr/local/bin
occurs before /usr/bin. Here is a one-liner:
echo export PATH='/usr/local/bin:$PATH' >> ~/.bash_profile

早速、brew upgradeを実行。すると、特にエラーも無く無事完了
再度brew updateを実行すると、無事終了したようです。

Updated Homebrew from afda72f5 to 74305bf5.
==> Updated Formulae
monetdb

ですが、引き続きbrew doctorは同様のwarningを吐き続けています……汗

Warning: A newer Command Line Tools release is available.
The standalone package can be obtained from
https://developer.apple.com/downloads
or it can be installed via Xcode's preferences.

Warning: /usr/bin occurs before /usr/local/bin
This means that system-provided programs will be used instead of those
provided by Homebrew. The following tools exist at both paths:

git
git-cvsserver
git-receive-pack
git-shell
git-upload-archive
git-upload-pack
gitk

Consider setting your PATH so that /usr/local/bin
occurs before /usr/bin. Here is a one-liner:
echo export PATH='/usr/local/bin:$PATH' >> ~/.bash_profile

次に、http://blog.pinkpinkpink.net/2012/07/homebrew.htmlを参考に、すべてのWarningを消しにいきます。
まずは、1つめのCommand Line Toolsに関するWarning。こちらはXCodeにて新しいVersionを使えるよ、ってことみたいです。

解決法 #1
Xcodeを起動し、Preference > Downloads を開く。
Command Line Tools をインストールする。(約5分くらいかかる)


画像のようにチェックマークになり、再度Homebrewを実行すると該当のWarningがなくなりました。

次に、/usr/bin occurs before /usr/local/bin のWarning。
こちらは以下の対応が必要なようです。

問題 #5
Warning: /usr/bin occurs before /usr/local/bin

解決法 #5
Consider amending your PATH so that /usr/local/bin
occurs before /usr/bin in your PATH.

このメッセージの通り、".bash_profile"のPATHを設定。

$ vi ~/.bash_profile
export PATH=/usr/local/bin:$PATH # 1行目に追加。

bashのProfileにて、上記のようにパスを通してあげる必要があるようです。
ですが、現在の環境で使用しているのはzsh。。
homebrew - brew installation for zsh? - Stack Overflowを読むに、

Try setting this line in your .zshrc
export PATH=/usr/local/bin:$PATH

$HOME/.zshrcに「export PATH=/usr/local/bin:$PATH」を追加すれば良いようです。
そもそも/.zshrcファイルがないのでとりあえず作ってみます。
ただ、現状echo $PATHをすると、
 「/usr/bin /bin /usr/sbin /sbin /usr/local/bin」と記載があります。
既に/usr/local/binが最後尾にあるため、最初に移動します↓
 「/usr/local/bin /usr/bin /bin /usr/sbin /sbin」
なので、
 export PATH=/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin

#PATH
#2014/05/28
#Homebrewのbrew doctor warning対応として順番を入替
export PATH=/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin

としましょう。すると……

無事、brewの最新化が完了しました!(:P
本当はGitHubに共有したいところですが、まだGitHubのセットアップもしていないので、それは次回に。

Inconsolata / Takaoゴシック 導入 Part.4(番外編)

先ほど書いたEntryで気になる部分があり、ちょっと色々見てみました(「2010-08-29 - mizchi log」ですとか)。
どうやら、
 ・iTerm2だと動作が重すぎる!
 ・やっぱりMac純正のTerminalにしよう!
 ・Mac純正のTerminalだと英字と日本語を区別する設定がない!
という問題があるらしく。
 (Emacsの件かと最初は思っていたのですが、上記問題が心に引っかかっててあんな記載をしていました。)

確かにそれってどう分けるん?って思って、必要ないけれど色々調べてみました。
すると、色々考えている人がいるものですねー。。

☆解決策:Rictyフォントを使う
プログラミング用の見やすいフォント「Ricty」をMacとUbuntuで生成 | Macとかの雑記帳」を読んで知ったのですが、
どうやらInconsolataと別の和文フォントを組み合わせたフォント「Ricty」というのがあるようです。

プログラミングに最適なフォントとして有名な欧文フォントの Inconsolate と、
和文フォントの Migu 1M の2つを合わせ、最適化した「Ricty (リクティ)」フォント。

和文のフォントはTakaoゴシックではないんですが、スクリーンショットを見る限り
人によってはこっちの方が良い、って人もいるかもしれないですね。
自分的には半濁音の○が大きいのが余り好かなかったので、このままTakaoゴシック(P)で使っていこうかと思います。

Inconsolata / Takaoゴシック 導入 Part.3(完)

さて、前回に引き続きTakaoゴシックの導入ですね。

TTFファイルがないぞ!どうしよう!って話を前回書きましたが、
よくよく見てみたらただの勘違いでした。ゴメンナサイ。

前回は「takao-fonts-additions-003.02.01.tar.gz」というファイルをDL/解凍しました。
ですが、DL元の画像にカーソルを合わせて見ると、"Takao Fonts Generator and Intermediate Files"って表示されます。
 ・Excite翻訳によると「ジェネレーターと中間ファイル」
 ・Google翻訳によると「発電機との中間」
要はTTFファイルを作る前の段階のファイルと、TTFファイルに変換するファイルの組み合わせだったぽいです。
なるほど……
気を取り直して、カーソルを合わせると"Takao Fonts TTF Files"って表示される真ん中のボタンから
「takao-fonts-ttf-003.02.01」をDL/解凍します。以下の様にちゃんとTTFファイルが出てきました。

すると、Takaoゴシックぽい2つのファイルがあります。
 ・TakaoGothic.ttf
 ・TakaoPGothic.ttf
Pってのはおそらくプロポーショナルフォントでしょう。
半角文字の幅が全部同じだとか、半角2文字で全角1文字と同じ幅になるとか。
どっちが良いのか迷ったのですが、
プログラミングはプロポーショナルフォントの方が読みやすい ? | スラド
の中にMaas-Maarten Zeeman氏もPフォントを進めているという記載があるので、
TakaoPGothicを使用する方向で進めます。※とりあえず両方インストールはします。
※ところでMaas-Maarten Zeeman氏って誰なんですかね。

インストールの流れはInconsolataと同様にします。以下の様にFontBookに表示されれば成功、ですかね。

最後にiTerm2上から以下の様に設定します。

以下の様に、綺麗に表示されるようになりました☆


…できちゃいましたね。「2010-08-28 - mizchi log」にて
Cocoa Emacsの設定ってのを色々設定コマンド?を記載したりしているので、
よく分からずもっと難しいのかなーって思っていたのですが……
Emacs使わない人ならこれだけで完結なんですかねー。とりあえず一区切り!

さて、フォントも綺麗になったところで、次回からは逃げていたtumx周りのセッティングをせねば……|o|